子どもの権利とは

毎年11月20日を
「武蔵野市子どもの権利の日」
とします。

子どもの権利とは?

子ども(0〜17歳の人)も、おとなと同じように
一人の人間として『権利』を持っています。

すべての子どもは、かけがえのない大切な存在です。

世界中の国々が協力して『子どもの権利条約』を作成し、
日本も1994年に条約の内容に賛成しました。

世界的な条約の考え方に基づいて、
子どもが暮らすまちで、子どもの権利を守っていくために、
市の条例を定めました。

子どもの権利条約で決められた、子どもの権利を守るとともに、
8つの権利を特に大切な権利として守ります。

8つの権利とは

安心して生きる権利

1安心して
生きる権利

自分らしく育つ権利

2自分らしく
育つ権利

遊ぶ権利

3遊ぶ権利

休息する権利

4休息する権利

自分の意思で学ぶ権利

5自分の意思で
学ぶ権利

自分の気持ちを尊重される権利

6自分の気持ちを
尊重される権利

意見を表明し、参加する権利

7意見を表明し、
参加する権利

差別されずに生きる権利

8差別されずに
生きる権利

条例について、詳しくは
市HPをご覧ください!

武蔵野市Webサイト

リーフレットと動画ができました!

子どもの権利や「武蔵野市子ども権利条例」の内容を紹介しています。
ぜひご覧ください!

【くわしい版】はこちら

【かんたんばん】はこちら

子どもの権利条例の
マスコットキャラクターを
一緒に考えよう!!

3体のマスコットキャラクターからお気に入りを選び、
そのキャラクターに合う名前をつけてください!

【対象】
対象:市内在住・在勤・在学・在園の未就学児〜高校生世代の子ども
【方法】
11月30日(木)までに下記の投票ページから応募してください。

1

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3

受付終了しました

子どもの権利の日イベント

子どもの権利を知ってもらうための取り組みやイベントを行います。

子どもの権利の日イベント ミュージカル 3びきのこぶた

11月18日

子どもの権利の日イベント

ミュージカル 3びきのこぶた
毎年11月20日は「武蔵野市子どもの権利の日」です。それを記念して、劇団東少によるミュージカル「3びきのこぶた」を上演します!

要申込

お申込みは終了しました

多数のご応募をいただいたため抽選を行い、11月1日に代表者様のメールアドレス宛に抽選結果をお送りしました。メールが届いていない代表者様は、恐れ入りますが下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
武蔵野市子ども子育て支援課
0422-60-1851
sec-kodomokosodate@city.musashino.lg.jp

日時
11月18日(土)
午前の部:10時30分開場 11時開演
午後の部:午後1時30分開場 午後2時開演
※休憩なし70分
場所
武蔵野公会堂ホール
対象
市内在住・在学・在園の未就学児〜高校生世代の子どもとその保護者
定員
300名(応募人数が定員をこえた場合は抽選)
制作
劇団東少
申込み期間
10月1日(日)~10月15日(日)

【お申込み時の留意事項】
※小学3年生以下の方は、保護者同伴での来場をお願いします。
※小学4年生以上は子どもだけで来場ができますが、必ず保護者の同意を得てから応募してください。
※1グループにつき応募は1回のみ、4人までいっしょに応募できます。
※18歳以上の方のみの応募はご遠慮ください。
※当日入場の際、受付にて応募フォームの代表者の名前を確認させていただきます。
※座席は先着順の自由席、ご来場のタイミングによって席が離れ離れになってしまう場合があることをあらかじめご了承ください。
※公共交通機関をつかっての来場をお願いいたします。

トピックス展示

子どもの権利に関する図書展示

市内3か所の図書館において、「子どもの権利」をテーマとした図書展示を行っています。
この機会に子どもの権利について一緒に考えてみませんか?

吉祥寺図書館

10月5日(木)〜10月17日(火)

武蔵野プレイス

10月23日(月)〜11月6日(月)

中央図書館

11月14日(火)〜11月27日(月)

子どもの権利コラム

日本体育大学准教授 半田勝久(はんだかつひさ)

こどものけんりってなあに?

武蔵野市子どもの権利部会部会長

半田勝久(はんだかつひさ)

「子どもの権利を守るために、どうすればいいの?何が大切なの?」そんな子どもの皆さんのために半田先生に子どもの権利についてインタビューしました。家庭や学校、地域のおとなの皆さんも、子どもの権利を守るため、一緒に考えながらぜひお読みください。

本文を読む

子どもの権利とは何ですか。子どもとおとなに役割はありますか。

みなさんは、普段の生活で、ご飯を食べる、友だちと遊ぶ、学校に行くなど、たくさんのことをしていますよね。このように私たちが生きるうえであたり前にしていること、したいことを「していいんだよ」「できるんだよ」と約束されていることが「権利」です。子どもの権利のなかには「安心して生きる」「自分らしく生きる」「自分の意思で学ぶ」「自分の気持ちが尊重(大事に)される」などの権利があります。これは地球上の子どもがもち、おとなや国はそれを尊重しなければならないと「子どもの権利条約」という法で約束されています。

「権利を守る」ことも大切です。たとえば差別されたり、いじめられたり、たたかれたり、ご飯を食べさせてもらえなかったりするのは、権利が守られていないことになります。子どもは、おとなに助けてもらわないと生きていくことがむずかしいですよね。そのため、差別されない、いじめられない、暴力を受けない、家族と離ればなれにならないといった権利は、特に守らなければいけません。おとなは、子どもを一人の人間として尊重し、子どもの権利が保障されるような家庭環境やまちをつくらなければなりません。すべての人がお互いの権利を理解、尊重し合うことで、それぞれの権利を守ることができるのです。

子どもの権利を子どもとおとなに理解してもらうために何が必要ですか。

「義務教育」という言葉を聞いたことがあると思います。義務とは「しなければいけないこと」です。これを踏まえると、義務教育はどういう意味でしょうか。「学校に行かなければいけないこと」「勉強しなければいけないこと」と考える人もいるでしょう。そう考えると「自分はしなければいけないこともできないダメな子なんだ」とつらくなってしまう子どももいます。学校に行く、あるいは教育を受けることができるのは、義務ではなく、子どもの権利なのです。

義務教育は、子どもの権利を守るために、親や自治体(市や町)が「しなければいけないこと」です。たとえば親には、子どもに9年間の基礎的な教育を受けさせる義務があります。自治体には学校や多様な学びの場をつくり、お金に困っても教育を受けられるよう助ける義務があります。

義務教育を例に考えてみても、子どもの権利が十分に理解されているとは言えません。その理由として、子どもの権利について学校や家庭で学ぶ機会が少なかったことが考えられるでしょう。子どもの権利を理解してもらうには、分かりやすく学べる機会が学校や家庭などいろいろな場で用意されていることが必要です。

自分の意見を言うことは、なぜ大切なのですか。また、どのように伝えるのが良いのでしょうか。

子どもの権利には「意見を表明し、参加する権利」もあります。ただ、子どもによっては、意見を表明することが難しい場合があります。赤ちゃんや低年齢の子どもは、特にそうですよね。にもかかわらず、自分に関することが、自分以外の人だけで決められてしまうのは残念なことです。だからこそ、子ども以外の立場の人には、言葉だけではなく、表情や態度での表現も受け入れることが求められます。これは「子どもの気持ちを尊重する権利」を守ることにもつながります。

さまざまなことに対して自分の意見を言えると、心の準備ができるし、やる気もでるし、納得もできます。一方、友だちや家族、先生と自分の意見がうまく合わないこともあります。たとえばゲームやおもちゃの遊ぶ順番で もめたり、食べたいご飯が家族と合わなかったりした経験がある人も多いはずです。こうした場合には、自分の意見がとり入れられなかったりうまく意見が言えなかったりして、いやな気持ちになるでしょう。そうならないためには「何回かやったら交代する」というルールを決めたり、「今回はこうしたから次は別のにしよう」などのようにお互いが納得したりできるような意見を出し合えるといいですね。

子どもの権利を守るために、学校や家庭で何ができますか。

子どもの権利条約には、4つの大切な考え方(4つの一般原則)があります。それは「命を守られ、成長できること」「子どもにとって最もよいこと」「意見を表明し、参加できること。自分の気持ちを尊重されること」「差別のないこと」です。おとなが子どもの権利を守るためにどうしていいか分からなくなったときは、この原則に立ち返りましょう。問題解決につなげることができます。

たとえば、いじめについて考えてみましょう。いじめが発覚したときは、状況や経緯を判断することが求められます。対応としては、いじめられた子どもを守ることが最優先です。いじめてしまった子どもがその行為を反省し、二度としないように成長できることも大切です。

いじめに加わった人や見て見ぬふりをした人が、いじめを止められなかった理由を考えたうえで、いじめをなくすにはどうすればいいのか、話し合うことも重要です。親としては、わが子を守るために「いじめられた子どもも悪いのではないか」「いじめをするなんて、とんでもない子どもだ」「うちの子も被害にあうかもしれないのに、止められるはずがない」などと考えてしまうこともあります。そうしたとき、「子どもにとって最もよいことは何か」などの4つの一般原則の視点で子どもと親、先生が真剣に考えることができれば、いじめの解決につながるのではないでしょうか。

相談してもらうために、どんな工夫をしていますか?

おとなは「悩んだときは相談して」と言いますね。でも、子どもたちは「何を相談すればいいの」「相談してどうなるの」と悩むこともあります。そもそも「相談室に入るのを見られたくない」「親にも先生にもばれたくない」「どうせ気持ちを分かってもらえない」などと考え、ためらうことも多いです。

子どもたちからは「秘密を守ってくれる」「笑顔でむかえてくれる」「リラックスできる」「うまく話せなくても聞いてくれる」「気持ちに寄り添ってくれる」「一緒に解決策を考えてくれる」ことを望む声が聞かれます。そのため、子どもにあった相談方法や環境の準備と寄り添い続ける姿勢が大切です。

近年、子どもの権利擁護委員を設置する自治体が増えています。相談方法に電話やメールなどのほか、オンライン面談を取り入れているところもあります。擁護委員は悩みを解決するため、子どもの権利条約の4つの一般原則に沿った対応を基本にしています。子どもが希望する場合には、関係するおとなにその子の気持ちを伝えることもあります。擁護委員は、子どもが安心して生活できる環境を整えるために活動しています。

子どもたちに向けてメッセージをお願いします。

武蔵野市は、2023(令和5)年4月1日に「子どもの権利条約」の理念をいかした「子どもの権利条例」をスタートさせました。これは「子どもが自分らしく安心して暮らせるまち」「子どもの権利が尊重されるまち」の実現に向けて、子どもの権利を守るおとなの役割、取り組みなどを示した条例です。子どもやおとなが、子どもの権利を知ったり考えたりできるイベントも行っていきます。来年には、子どもが安心して相談できる窓口をつくり、子どもの権利を守るため「子どもの権利擁護委員」を設置します。子どもが自分の権利をあたり前のように使える、あわせて子どもの権利を守る環境が整っていくことを楽しみにしていてください。

半田 勝久(はんだ かつひさ)

日本体育大学准教授。子どもの権利条約総合研究所事務局次長、小金井市代表子どもオンブズパーソン、世田谷区子ども・子育て会議委員、名古屋市子どもの権利擁護機関参与など。令和5年度から、武蔵野市子どもプラン推進地域協議会委員(子どもの権利部会部会長)としても活動している。

武蔵野市保育総合アドバイザー 新保 庄三(しんぼ しょうぞう)

「おしえて 新保先生!」

武蔵野市保育総合アドバイザー

新保 庄三(しんぼ しょうぞう)

「子どもの権利って具体的に何をすればいいの?」「子育てに自信がありません」そんな皆さんの疑問や悩みを、子どもの権利や保育の専門家、新保先生にお聞きしました!
(※令和4年度特設サイトで公開したものの再掲となります。)

本文を読む

子どもの権利とは何ですか?

子どもの権利は、大きく分けて、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の4つに分類できます。ポイントは、人間である権利だけではなく、親や社会から、養育を受ける権利も合わせもつ点にあります。2019年にポーランドに行った時に(ポーランドは子どもの権利条約を国連に提案した国です)「子どもではない、そこにいるのは人間です」というテーマを受け取ってきました。つまり、子どもは未熟で、足りない存在であるという考え方ではなく、そもそも人間であるという土台があって、その上に養育を受ける権利があるという考え方です。大人と同等にプライバシーも保護されなければいけませんし、思想や表現の自由もあります。子どもだからといって、対話もせずにルールに従わせたり、意見を無視することは、権利を守っていないことになります。

私の子どもは、まだ1歳にも満たない乳児です。権利を尊重すると言われても正直ピンときません。何をすればいいのでしょうか?

子どもの人権の中に、意見表明権という文言があります。これは、子どもが感じたままに意見を言うことができるという大切な権利です。乳幼児は自分で意見を言えないじゃないか、それでは権利なんて守りようがない、と思うかもしれませんね。でも、よく見て欲しいのです。乳児も、たくさん表現しています。泣く、笑う、目を見る、手を握る、そんなサインを出して、嬉しい、好き、おなかが減った、うんちが出た、様々な意見を伝えようとしているわけです。

なるほど・・・でも、子どもがどうして泣いているかわからない時も多いのですが、どうすればいいでしょうか?

どうして泣いているのかわからない、そんな時もありますよね。子どものことが理解できていないと自分を責めたり、落ち込んだりするかもしれない。大切なのは、わからないなりにも、きちんと受け止めて、何かしてみることです。理解しようとしている姿、サインを受け止めて行動する姿を見せてあげてください。正解ではなかったとしても、自分が大切に思われている、尊重されていると、子どもが感じられることが大切です。

子どもがすぐにわがままを言うので困っています。権利を大切にすることで、更にわがままに育ってしまうのではないかと心配です。

子どもの権利について話をすると、そのような心配をする方は多くいらっしゃいます。しかし、私は今の日本の子どもたちがわがままだと感じたことはありません。不登校や家庭内暴力をするような子どもたちも多く見てきましたが、子どもたちを受け止められていないことが大きな問題だと感じています。

では、わがままはそのままにしておいてもいいのでしょうか?

乳幼児期には、遊びの中でおもちゃの取り合いが起こったり、興奮しすぎてケガをしたり、させたりというトラブルが発生します。それを大人が子どもの育ちに応じた声掛けなどをすることで、少しずつ自分でコントロールしていくことを覚えていきます、この育ちを大切にしてください。子どものうちにわがままをさせることが先なのに、大人が先回りして抑え込もうとしたり、トラブルを避けようとしたりすることで、心が育つ機会を奪ってしまっているのです。それに、わがままな子だと思ったとしても、四六時中ずっとわがままなわけじゃない。私は24時間わがままな子も、反対に24時間いい子もいないと思っています。大人だってそうですよね、ずっと優しくにこにこしている人なんていないし、ずっと怒ってイライラしている人もいない。子どもだけではなく、障がい者や高齢者に対しても、差別なく全員の権利が尊重され、受け入れて許し合える社会にしていきたいですね。

だんだん子どもも自分でできることが増えてきますが、子どもの成長にともなって、親に求められることはなんでしょうか?

0歳の時は何から何まで親がやってあげなくちゃいけないけれど、だんだん自我が芽生えて、自分で考えて行動することができるようになってきます。大人と同じくらいの脳になるのは、14歳ごろと言われています。親に求められるのは、子どもの発達を見ながら接し方を変えていくことです。

具体的に、どうやって変えていくのでしょうか?

例えば、2歳くらいの子どもにくつ下をはかせようとした時に「イヤ!」と拒否されたとします。その時に「ちゃんとはきなさい!外は寒いよ!」と声をかけても、きっとその子は更に拒否するだろうと想像できます。ある先生に教えてもらったのですが、そういう時は「赤いくつ下がいい?青いくつ下がいい?」と声かけをするとどちらか自分で選ぶそうです。つまり、イエスかノーではなく、AかBの聞き方に変える、ということです。親としては、イライラしてしまう状況ですが、自我が芽生えてきたんだな、と思って接し方を工夫してみることが大切です。

子どもが中高生くらいになったらどうでしょうか?

中高生くらいの年齢になると、子どもの考えていることがわからなくなったり、交友関係に口を出したくなることがあるかもしれないですね。その時に気をつけて欲しいのは、子どもの友達を悪く言ったり、趣味や好きなことを否定することは、絶対にしてはいけないということです。その子を否定するメッセージになってしまいます。私自身、そのくらいの年齢の子と接する時は、同じものを食べますし、その子が見ている映画やテレビを見て、その子が読んでいる漫画を読みます。子どもと同じことをすることで、わかることはできなかったとしても、わかろうと思っている自分は伝えられるからです。あなたのことを愛している、理解したい、そういうメッセージを子どもたちに伝えることが大切です。

子どもに対してイライラしたり、叱ってしまい、そんな自分が嫌で、子育てに自信がもてません。どうすればいいでしょうか?

まず第一に伝えたいのは「子育ては下手でいい」ということです。イライラするのも、叱ってしまうのも当たり前なのに、様々な情報があふれていて、うまくやらなきゃいけない、こういう子育てをしなきゃいけないって、息苦しい思いをしている親御さんがすごく多い。特に、今までバリバリ仕事をしてきた方に多いように感じます。勉強や仕事は、頑張れば一応結果が出る、けれど、子育ては結果なんて出ません。子どもが1歳なら親も1歳、いきなり全てが理想通りにうまくいくわけがない、そういう気持ちでいきましょう。何より大事なのは、子どもに対して「愛している」と伝えることです。どんなにイライラして叱ってしまったとしても、1日に1回は、必ず体に触れて、目を見て、笑顔で名前を呼ぶ、それだけで十分です。イライラしない親であることよりも、「あなたが大切」「あなたが生きていることが素晴らしい」それを自分なりに子どもに伝えられる親であることの方が重要です。

ありがとうございます。気持ちが楽になりました!それでも落ち込んだり悩んだりしてしまったら、どうすればいいでしょうか?

夜泣きはいつおさまるのか、イヤイヤ期はいつまで続くのか、子どもに手をあげてしまった、1人で悩むのって苦しいですよね。そんな時は、1人で抱え込まず、ぜひ先輩を頼って下さい。武蔵野市には、子育てひろばも、保育園もありますし、地域には素晴らしいサークルもあります。1人で悩んでいると、苦しい状況がこのまま続くんじゃないかと、どんどん悪い方に考えてしまいます。頼もしい子育ての先輩や、同じように悩みを抱える仲間がたくさんいますから、どんどん相談して、1人で悩まない、これが大切です。

新保 庄三(しんぼ しょうぞう)

子ども総合研究所代表・一般社団法人日本保育者支援協会共同代表・社会福祉法人土の根会理事長。武蔵野市保育総合アドバイザーとして研修・相談活動に従事。1970年保育・福祉の専門出版社を設立。1987年子ども総合研究所の設立に参加。上越市の世代間交流保育システム構築研究会顧問、財団法人東京都助産師会館理事・評議員、東村山市花さき保育園園長等を経て現職。著書『保育者のための コミュニケーション・トレーニングBOOK』(汐見稔幸・新保庄三編著、ぎょうせい、2019年)、『子どもの「じんけん」まるわかり』(汐見稔幸・新保庄三・野澤祥子著ぎょうせい、2021年)ほか。